僕が作った gem の中で、ダントツにダウンロード数が多い rake_shared_context という gem のバージョンを 0.2.1 に上げました。0.1.0 にバージョンアップしたときから8000ダウンロードくらいされてるみたいなんですが、その間何かあったんですかね…。
0.2.1 と 0.2.0 のバージョン間の違いは殆ど無くて、RSpec 3.0 のお作法に対応しただけです。ただ、RSpec 2.x 系との互換性も保っておきたいので、両方のバージョンでテストできる環境を整える必要がありました。
そこで appraisal というステキな gem を使います。この gem は、今回のような依存ライブラリのバージョンが複数ある場合のテスト環境を整えてくれます。詳細は README 見るとよくわかるのですが、テストしたいバージョンごとに Gemfile を作り、それを切り替えてテストを実行するためのコマンドを提供してくれています。travis ci で CI 回すのも、.travis.yml に次のような設定を足すだけです。appraisal べんり。
gemfile:
- gemfiles/rspec_2.gemfile
- gemfiles/rspec_3.gemfile