おもしろwebサービス開発日記

Ruby や Rails を中心に、web技術について書いています

若者はなぜ3年で辞めるのか?自分用読書感想文

若者はなぜ3年で辞めるのか? 城繁幸


論旨
年功序列という制度の崩壊による
賃金及びやりがいの減少が
若者の早期退職につながっている。


もう少し詳しい論旨
年功序列の制度が維持されるには、会社が拡大していくことが原則。
バブルの崩壊により会社の拡大ができなくなる。その結果、若者世代に与えられるポストの減少した。
年功序列制度において、若者は単純作業の仕事しか与えられない。
ポストが減少したことにより昇進の可能性がなくなった若者は魅力のない仕事を一生しなければならない。さらに昇進できないので賃金もあがらない。やってられない。


感想
基本的に年功序列というシステムは、長期間維持できるシステムではないのだろう。
どんな会社でも永遠に成長し続けるわけにはいかないだろうし。
そもそも、「できる子もできない子もみんな同じ給料だよ☆」っていうのは健全なものではないし、やる気でないよね。

僕ら若者世代はうまく立ち回らないと、老人たちの食い物にされて終わってしまう。
この本を読んで、そんな危機感を感じました。

自分がもし会社を作るとしたら、管理職というポストはつくらず、
・現場で仕事をするもの
・それをマネージングするもの(立場は現場と同等)
くらいの簡単なものにする。給料は完全成果主義年俸制。現場で仕事をする者の給料がマネージャを抜くことももちろんある。

・・・そういやグーグルもこんな感じだったような気がする。後で調べてみよう。