読みました。いつものようにメモします。
全体的な感想
この本には様々な概念が勝間流にラベリングされて出てきます。たとえば精神的な力を「メンタル筋力」と言い換えたりして覚えやすくしています。これらのラベリングされた概念に対して、
- メンタル筋力があるとどんな事が出来るか
- メンタル筋力がある人はこんな人
のような話は詳細に書かれているのですが、いざ
- メンタル筋力を鍛えるにはどのようにしたらいいか
の段になると少し抽象的になってしまったのが残念でした。日々の生活に落とし込むには、本の内容を試行錯誤しつつ補完していく必要がありそうです。
気になった部分の箇条書き
- 「友人を選べ」系の話が多く出てきた
- ネットサーフィンやテレビの時間はメンタル筋力が死んでる。減らすべき。
- 脳内フレームの話は習慣化の話。
- 良心が遺伝的に欠落している人が25人に1人の確率でいるらしい(!)。
- 目標設定はSMARTに
- 具体的(Specific)
- 測定可能(Measurable)
- 達成可能(Achievable)
- 結果重視(Result-oriented)
- 期限付き(Time-bound)
- 捨てること、やらないことを決めること大事
- 決断することは、人に嫌われるリスクをとること
- やることを効率化するのでなく、やることを減らす
- フレームワークに対して、名前をつける(ラベリング)と覚えやすくてよい
- 読書や人とのコミュニケーションにより大量にインプットを行い、自分の価値観を確立することで「捨てる」ことができるようになる
- わがままを通さないと成功しない
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
posted with amazlet at 09.01.28