アジャイルな見積もりと計画作り 第一章 - おもしろWEBサービス開発日記の続き。
第二章は従来の計画作りの問題点について書かれている。
従来の計画作りの問題点
- フィーチャ単位でなくて作業単位の計画にしてるのがよくない
- 作業に依存関係が存在してるのがよくない
- マルチタスクをするのがよくない
- リリース日を最初にかっちり決めすぎるのが良くない
というようなことが書いてあった。まとめると
- 作業に依存関係があるので、一つの作業が遅れると他の作業に影響する
- 作業同士の依存関係を解消しメンバーの稼働率を高めるために、作業の順序を入れ替える(マルチタスク)→タスクの切り替えコストがかかり、結果として作業効率ダウン
- リリース日に間に合いそうにないときに、作業単位でやってると優先度の高いフィーチャが削られることにつながる
のような感じかな。上記の問題点を逆にすると、理想的な計画作りになるはず。
理想的な計画(予想)
- フィーチャ単位での作業計画を作る
- それぞれの作業には依存関係をなるべくもたせずに独立させる
- リリース日に幅を持たせる
ってことで、おそらく第三章以降はどうやって上記を満たした計画を作るかということが書かれているんじゃないかと思う。リリース日に幅を持たせるっていうのは受託開発の場合特に難しいと思うんだけど、これについてもなにか解決策が書いてあるんだろうか。三章以降に期待。あと作業間に依存関係をもたせないってどうやったらできるのか気になります。