先日行われたMedBeer -Rails開発での技術的負債との付き合い方で、「Rails Good Parts, Bad Parts」というタイトルで発表しました。
資料はこちら。
内容を要約すると、技術的負債を貯めずに開発するには
- (Railsプロジェクトであれば)Railsの便利な機能を活用する
- 要注意と言われている機能について、対応方法も含めて把握する
- 上記をチームで共有して、負債になりそうなものをmasterブランチに入れないように頑張りましょう
- つまり勉強と教育をがんばりましょう
という話でした。あとは clean-rails.orgの紹介をすこしだけ。
所感
たいていどの会社でもコードレビューはしていると思いますが、少数のシニアエンジニアが全ての変更点をレビューしきれるとは限らないし、設計をコードレビューの段階で指摘するのは難しいことです。かくして負債となるコードや設計がレビューをすり抜けてmasterブランチに入り、それを真似したコードが量産され、僕らは雪だるま式に膨れ上がった負債を前に立ち往生するしかないのでした…。
これを避けるには、チーム全体の技術力底上げをひたすら地道にやっていくしかないんですよね。勉強と教育にどれだけ時間を割けるか、というのが数年後のチームの治安を決めます。やっていきましょう💪