以前レバレッジ勉強法を読んで以来、復習って大事だなーと思っていて、実際に英語の参考書を繰り返しやり直したりしています。ですが、どのタイミングで復習するのが一番効率がいいのかについてはよくわからず、適当に復習していました。そんな折に下記の文章を読み、「最新脳科学が教える高校生の勉強法」を早速注文。今日読了しました。
復習の有用性と、復習すべきタイミング(何日後?・何回?)については、トニー・ブザン 頭がよくなる本や、最新脳科学が教える 高校生の勉強法が詳しい
勉強方法を勉強して分かった僕に足りなかった3つのこと - ひげぽん OSとか作っちゃうかMona-
まとめ
読んで気になった部分をメモ
- もっとも人の心を落ち着かせ、集中力を高める色は緑色
- モーツァルトを聞くと短期的にIQが8~9上がるらしい
- 短期記憶から長期記憶に変わるかどうかの審査期間は約一ヶ月
- 身につけたばかりの新しい知識よりも、脳の中でじっくり寝かせた知識のほうが、脳にとっては利用しやすい知識になる(レミニセンス効果)
- 一度にたくさんの知識を詰め込むと、記憶の干渉が起こり、覚えが悪くなる。
- 何か新しい知識を身につけたときには、その日に六時間以上眠る事が絶対に欠かせない
- 感情が盛んなとき、好奇心が刺激されているときは物事を記憶しやすい
- おなかが減ってるとき、涼しいときの方が物事を記憶しやすい
- ○○ができたらご褒美。は心理学的に有効な手段
- 記憶とは失敗と繰り返しによって形成され強化されるもの
- スモールステップ&パーフェクトマスターこそが最短最善
- 何かを行う時の集中力は初めと終わりに高くなる。(それを利用し、一回の勉強のサイクルを短くし何回も繰り返す事で集中力を高められる)
- ある分野の理解の仕方を覚えると、他の分野に対する理解の仕方までもが上達する(学習の転移)。よって、複数の教科を均等に勉強するよりもまず一つの分野を極める方が長期的に見て得策。
- 他の内容と結びつけて覚えると覚えやすい(ゴロ合わせなど)
- 覚えた事を他の人に説明してみると覚える
- 声に出したり紙に書いたりしながら記憶すると覚えやすい
- 学習の転移には「べき乗の効果」があり、勉強の成果はあるときになって突然爆発するかのようにあらわれる。努力の継続が大事。
最も効率的な学習プラン
- 学習した翌日に、一回目
- その一週間後に、二回目
- 二回目の復習から二週間後に、三回目
- 三回目の復習から一ヶ月後に、四回目
まとめ
やっぱり勉強に近道なしですねー
最新脳科学が教える 高校生の勉強法 東進ブックス
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池谷 裕二
ナガセ
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おすすめ度の平均:
学問の王道を捜そう脳の構造から説明しているので、納得感がある。高校生だけに読ませるのには惜しい一冊
うーん・・・・
学習法としては最も説得力ある良書、ただし他の書との重複が多すぎ
再認識