来年1月にある東京Ruby会議10 で発表できることになったので、どうせならいいプレゼンをしたいなと思って読みました。
ピアソン桐原
売り上げランキング: 2763
感想
僕がこの本の中で一番参考になったのは下記の文章です。
大半の人々が本能的に気づいているように、20分てプレゼンテーションを行う場合に、 文字かぎっしり詰まったスライドを映し出すのは効果的ではない。情報が口頭と書面で同時に提示された場合、聴衆は情報を処理するのが難しくなるという説は、研究結果によって裏付けられている。ならば、黙ったまま聴衆にスライドを読ませておいた方がいいのかもしれない。しかし、ここで新たな問題が出てくる。あなたは何のためにそこにいるのか?(プレゼンテーションzen 20Pより引用)
僕が新卒で会社に入社した頃、何かの本(もしくはweb上)でこのように書いてあるのを見ました。
なるべくプレゼン資料に全ての情報を書いてしまうと良い。そうすれば多少しゃべりが下手でも、聴衆は話者の意図を汲みやすくなる
しゃべりに不安のある僕はこれを鵜呑みにしてこれまでプレゼン資料を作ってきたのですが、上記の文章にあるように、プレゼン資料に全部書いてあるならプレゼンをする意味はないですよね。自分はずっと間違ったプレゼン法で話していたんだなあ。
東京Ruby会議10 ではプレゼンテーションzenに書いてあったような「しゃべりを引き立てるスライド」を作って臨みたいと思います。
余談
この本では、プレゼン用の写真を探すためのサイトとして iStock Photo をイチオシしていて、見てみると確かに良い写真が簡単に検索できる感じなのですが値段が高いです…><。だいたい一枚1000円。高いやつだと10000円とかします。しかたないので flickr で探すと解像度的に小さめでスライドいっぱいに使おうとすると画像が粗くなったり。みなさんこのあたりどうやっているのでしょうか…。