先日行われたRails Developers Meetup 2019で、Clean Test Code Revisedというタイトルで発表しました。スライドはこちら。
動画も上がっているようなので興味のある方はどうぞ*1。
所感
ご存知のかたもいると思いますが、この発表は2017年5月に行われたRails Developers Meetup第一回目で発表した内容を更に一歩進めたものとなっています。
Rails Developers Meetup で綺麗なテストコードの書き方について発表した - おもしろwebサービス開発日記
当時僕の頭の中にあった「こういうケースのときはこう書く。なぜならこうだから」というものを点で出したのが前回の発表で、それらを「脳に負荷をかけない」という線でつなげてまとめたのが今回の発表になります。
テストコードをレビューしたときに「これなんか読みづらいな…」と思っても「なぜこれが読みづらいのか」が説明できないとスルーしてacceptしてしまいがちになります。現状、RSpecで書かれたテストコードの可読性について書かれた書籍やネット上の記事はほとんどなく、みんな試行錯誤で(多くの場合はいろいろ諦めつつ)頑張っているのではないでしょうか。なのでこの発表内容を活用して今一度テストコードの可読性について見直してみてもらえると嬉しいです。
今回の発表内容は、総論としてはみんな賛同してもらえたようなのですが各論(例: letよりなるべくlet!を使う)は違う意見を持っている人が結構いるみたいです。議論の場を作ってみたので「俺はこう書いている」みたいな意見があればぜひ教えてほしいです!
Clean Test Code Revisedの発表内容について - clean-rails.org
*1:僕は自分の動画は見てないです。恥ずかしいので><